Month: August 2019

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HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の理解を深めよう

HIVとはHumanImmunodeficiencyVirusの略でヒト免疫不全ウイルスと呼ばれるウイルスの一種です。 ここではヒト免疫不全ウイルスとは何なのかを説明していきます。 HIVウイルスはヒトの体内に入ると免疫細胞を破壊してしまうウイルスです。 このウイルスによって免疫細胞を破壊されると、通常は罹らないような様々な病気に罹りやすくなります。 日和見感染と呼ばれるこの病気には結核やニューモシスチス肺炎などが含まれ、これらの合併症を発症した際にAIDS(後天性免疫不全症候群、またはエイズ)と呼ばれる状態になります。 HIVとエイズはまったく異なる言葉であることをここで理解してください。 HIV陽性者は海外に多いイメージを持つ方も多いでしょうが、ここ日本でも新規の感染者は年々増えているので、身近な問題になっています。 現代の医学の進歩によって、HIVに感染したとしてもエイズを発症することを防ぐことが可能です。 今ではHIV検査によってHIV陽性者であると分かれば、早期の治療を開始することができます。 治療で使われる薬はHIVのウイルス量を減らし、免疫細胞を増やす働きをしてくれます。 これを毎日飲み続ければ病気をコントロールすることができ、エイズを発症することなく普通の人と同じ生活を送ることができます。 HIVは感染力の弱いウイルスです。 感染源としては、血液感染、性交渉による感染、母子感染のいずれかになります。 そのためHIVの陽性者である人と握手をしても、同じコップの水を飲んだとしても感染の心配はありません。 医学の進歩によって薬をきちんと服用していれば母子感染を防ぐことも可能となっています。 そのためHIV陽性者の女性でも結婚し妊娠する権利が守られるようになりました。 また、ウイルス量がきちんと抑えられていればパートナーとの性交渉も安全に行うことができます。 HIV自体は感染力の弱いウイルスなので肛門性交でなければパートナーにうつす確立も減らせます。 HIV(エイズ)の検査は定期的に行ないましょう 世界ではHIVの検査を定期的に受けることが推奨されています。 これはHIVに対する抗体ができているかどうかをチャックする検査です。 ウイルスに感染すると体内で抗体ができるのでこの抗体があるかどうかをチャックします。 定期的に受けることによって、早期にHIVウイルスを発見でき薬によってウイルス量をコントロールできます。 また、パートナーへの感染を防ぐ意味でも重要です。 日本では、HIVの検査は保健所や病院などで受けることができます。 特に保健所では無料且つ匿名で受けることが可能なのでプライバシーにも十分配慮されています。 各自治体のHPなどで日程を確認することができます。 また保健所や病院によっては予約が必要な場合もあります。 保健所や病院で検査を受けることも不安な方は自宅でできる検査キットもあります。 検査キットを使い血液検査をした後、指定の住所に送れば1週間以内に結果を受け取ることができます。 検査では、まずスクリーニング検査で陽性なのか陰性なのかふるいにかける検査を実施し、陽性だった場合はその反応が本当にHIVによる反応なのか確認する確認検査を実施します。 もしこの検査でも陽性であれば陽性であり、陰性であれば偽陽性であり感染はしていないということになります。 検査には1週間後に結果がわかる通常検査とその日のうちにわかる即日検査があるので、保健所や医療機関では事前にどちらの検査を実施しているのか確認しましょう。 HIVの感染初期ではウィンドウ期間と呼ばれる期間があり、この間は検査をしても正しい結果が得られません。 通常4週間後から抗体ができ始めるので、検査をする場合は少なくとも4週間後に受けましょう。 もし結果が陰性であったとしても抗体ができる期間は人によって異なるので再度検査をすることも重要です。